こんにちは、
ナチュラルボディケアサロンHARP
自然派カウンセラーの柚木です。
ジャーマンカモミールは女性のお悩みを解決するハーブとして
北ヨーロッパでは古くからお茶や、ハーブとして利用されてきました。
北ヨーロッパの植物だから日本では育たないのではと思うかもしれませんが、
そんなことありません。
国産のジャーマンカモミールもあれば、輸入のジャーマンカモミールもあります。
輸入の場合、ジャーマンカモミールは飲料用としてのオーガニック製品なども多くありますので、
飲料レベルで品質の良いものも多いのです。
ジャーマンカモミールの香りの由来は名前に
ジャーマンカモミールはその名前の中に、香の秘密が隠されています。
ジャーマンというのは、そのまま「ドイツの」で、そのあとのカモミールは古代ギリシア語に由来します。
”khamai”が地上をあらわし、と”melon”が林檎 Khamaimelon が かまいめろん、がなまって?
カモミールになったといわれています。
ええええ、じゃああの日本で今食べているメロンって、ギリシア語がなまってもともとは
林檎だったけど、メロンになったとか?気になりますね。
とにかく、丸くて香が良くておいしい果物はみんなメロンなんていっていたのかもしれません。
気になったのでみてみました。
余談ばかりですが、ギリシャ語で<リンゴのようなウリ>を意味する”melopepon ”めろぺぽーんが語源なんだそうです。
そんなジャーマンカモミールなのですが、婦人系のお悩みといえばジャーマンカモミールというぐらい
親しまれているハーブティーです。
ジャーマンカモミールの香りの成分とは?
先ほどはギリシア語由来で”大地の林檎”という名前がでてきましたが。
学名のラテン語では、Matricaria recutita といい、Matricariaというのは子宮を意味します。
ジャーマンカモミールはリラックス効果が高く、フィトケミカルなどの働きによって
アレルギーを緩和する、リラックス効果など様々な効果が考えられます。
ジャーマンカモミールに含まれている成分には、ポリサッカロイド、フラボノイド、カズマレン、
αビサボロール。
そしてドライハーブのジャーマンカモミールの特徴的な香「青りんごのような爽やかな香り」
のもとになっている成分は”カマズレン”です。
精油などをとりだすと、青い色になるそうで、アズールの言葉がこの中に含まれています。
ジャーマンカモミールは本当に青りんごみたいな香りがする?
ジャーマンカモミールを身近に楽しむ方法として”サシェ”などを考えてみたのですが。
作ってみた ”サシェ”をまずは自分で体験をしてみようと、身近に置いてみました。
最初、イメージとしてはアロマのようにかなりはっきりとした香でわかるのだろうかとおもい、
PC作業用のデスクの横においておきました。
青りんごのような爽やかな香り、ときいていたのにさっぱり、そんな香がしてきません。
鼻の近くにもってきて、おもいっきり香を吸い込んでみましたが、なにやら植物の、
草っぽい香りはしますが、、、自分の中には香を表現するボキャブラリーが存在しないのです
なんといったらいいんだろう。緑と薄茶色ににおいがあったらそんな感じでしょうか。
どっちかといえば、飲んだことのない葉っぱのお茶をのんだときのような香。
とりあえず、その日はサシェをパソコンデスクの上においたまま、サロンをあとにしました。
次の日、雨が降っていた日なのですが、仕事場の部屋のドアをあけたらなにやら
フルーティーな香りがします。
作ってすぐにはあんまり香がしないなと思ったサシェでしたが、一晩机の上においておいたら
部屋の香りがほんのりと甘やかになっていました。
お香のような濃い密度感はないですが、確かに部屋の香りが変わっているのは感じられます。
たしかに「青りんごのような爽やかな香り」といって差し支えない香がしました。
なんだか気分も上がってきてサクサクと作業が進みました。
ジャーマンカモミールのサシェで気分があがった
あとでジャーマンカモミールの成分についてまた目を通したところ、
アピゲニンという成分がリラックス効果を高め、気持ちを落ち着かせ、集中力をたかめたりすることが期待できるということでした。
それにしても、蒸留して精油成分を取り出したわけでもなく、ただドライハーブをぽんっと置くだけで
お部屋に香がこんなにも広がるなんてと思いました。
香りがするということは、アロマ成分が芳香しているということです。
ドライになったハーブにもアロマ成分がまだかすかに残っているということなのでしょうか?
気になったので、研究所の記事をみてみました。
此方の実験はローズマリーでされていますが、乾燥した植物が乾燥したあとも、特徴的な
香りをずっと持っている秘密、の回答にはなるのではないでしょうか?
植物は乾燥してもその、精油を貯蔵する部分がなかなか破壊されないでいるということです。
↓↓
https://www.sbfoods.co.jp/company/rd/aroma_taste/aroma/kaori_06/
(S&BさんのHPから)