女性には月のリズムという毎月の体調の大きな変化があります。
なにもトラブルなくその期間がすぎていけばいいのですが、人によっては様々なトラブルを抱えているときもあります。
その中でも日常生活に問題が起こるぐらい大変なのが「体のどんより感」です。
あまりひどいと外出するのが難しくなるほどです。
体のどんよりがひどい時は何日か鎮痛剤を飲んでおけば治ると思って我慢をしてやり過ごすということが多いのではないでしょうか?
でもできればひどいどんより感はない方がいいですよね。
月のリズムと一緒に起きる不快な症状というのはいろいろとあるのですが、ひどくて外出もできないというのは本当に大変です。
では、どうしてそういった不調が起こるのでしょうか。

生理の起こる仕組み(簡易版)
改めて生理の仕組みを見てみたいと思います。
月経は子宮内膜が毎月新しくなるときに起こります。
月経を起こす指令は脳の中にある「視床下部」から出されるのですが、
その視床下部のすぐそばにある、脳下垂体へ指令が行きます。
脳下垂体はホルモンをつかさどる器官です。
脳下垂体から卵巣へ指令がいき、それぞれ必要な女性ホルモンが働き、子宮の内膜を妊娠できる状態に分厚くしていきます。
そのまま受精が起こらなければ、子宮の内膜ははがれて体の外へ出ていきます。これが月経です。
この子宮にかかわる女性ホルモンなのですが、分量としてはティースプーン一杯ほどしか一生のうちに分泌されないそうです。
とても微量な女性ホルモンのバランスによって、月経がおこったりするのですね。
このとても微量な女性ホルモンのバランスが崩れないように体調を整えることが、生理などのトラブルが起こらなくことに
つながっていきそうです。(『子宮内膜症は自分で治せる』参照)

月経のトラブルはストレスが原因?
ストレスがひどいと、月経に指令をだしている視床下部にも乱れがでて女性ホルモンのバランスにも影響がでてきます。
これが月経トラブルにつながっていくのです。
ストレスが必要以上にかかると、体の緊張状態が続いていることになります。過剰な緊張状態は自律神経の乱れにもつながってしまいます。
月経の時のトラブルにはどんなことが?
月経中には様々な不調がともなうことがあります。
・むくみ
・下痢
・不眠
・腹痛
・腰痛
・吐き気
・頭痛
・肩こり
動けないほどの生理痛はこういって不調も伴っていることも多く「月経困難症」と言われます。

月経困難症の緩和によいことは?
体を温めたりして体の緊張をとることを心がけましょう。
体を緩めるためには生理の時だけ、生理痛を回避するために何かをするというのではなく、
月経がくることにいつもナーバスにならないようなそういった体づくりを心がけることが、穏やかな月経を迎えることにつながるのだと思います。
休むことに罪悪感を感じてしまう時は?
自分の中でリラックスができること、一日の中できちんと体がゆるむような時間をとれるようにしていくことが大切ですね
やらなくてはいけないことがあるからと、ずっとパソコンの前に張り付いていたり。
一度椅子に座ったらその姿勢をずっと崩さずに作業をやり続けるとか。
そういうちょっとした癖に気が付いて、体の疲れてますよ~の合図を受け取れるようになりたいところです。
リラックスいたり体をほぐしたりする時間をちゃんととれるような一日の時間づくりを優先しながら生活することが結局は
体調のよい心地のよい一日を作ってゆくのだと思います。

リラックスする時間すら作れないって思ってしまうとき
体をリラックスさせる時間や体をほぐしたりする時間がもったいない~とか、なんか時間を無駄遣いしてるかな、、とか
そんな思いが過るようなら、自分の体と心は一つしかないのだし。体が不調になったら結局なんにもできないでしょ!って思ってください。
最近ですが、人間の体は食べたり飲んだりするものでできている、ということで体の内側から調子が整えることが
できるなら!といろんな飲み物を飲んでみています。
最近美味しかったのは、黒豆茶でした。
あと面白かったのが足湯です!
足湯についてはまた今度思い出したら書きます、結構不思議な感覚でした。
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