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カモミールのフィトケミカルの秘密~手持ちのコスメにもはいっているかも

こんにちは

ナチュラルボディケアサロンHARP

自然派カウンセラー柚木です。

ジャーマンカモミールという植物について少し学びを深めていきたいと思います。

自然療法には様々な分野がありますが、草木の力というのは昔から人々の健康に役立ってきました。

自分の好みにあった、ハーブがみつかると毎日の生活に取り入れやすくなるのですこしずつ

探していきませんか?

目次

ジャーマンカモミールはカモミール?

ちょっとまって、ジャーマンカモミールの成分で調べていたらいつのまにか、「ジャーマン」の部分が

なくなって、なんとなくカモミールだけになっていました。

カモミールには種類があるのか?ということでみてみたら、ジャーマンカモミールはカモミールの中の

一種類ということでした。

他には、ローマンカモミールがあるとか。

ざっくりとした違いとしてはジャーマンカモミールは多年草で、寒さに強く、地植えにすると種がこぼれて

自然に季節がめぐるとまた花をさかせるというサイクルが楽しめます。

ジャーマンカモミールという名前にあるとおり、ドイツやヨーロッパで広く栽培されていますが、

ドイツやヨーロッパ以外では育たないかというとそういうことではなく、気候があえば育つ植物です。

お花の部分に香がありますが、茎や葉には香がありません。

そのほかにはローマンカモミールがあります。この二つの花はよくにているのですが、

お花の部分にも葉の部分にも香があるのがローマンカモミールです。

実際に咲いている様子をみてみましょう。

カモミールの成分は身近に使われている?

ジャーマンカモミールという植物は意外なところですでに毎日の生活の中にあるかもしれません。

それはどういうときにジャーマンカモミールの成分に出会うのかということですが、

コスメ成分としてすでにお手持ちのコスメの中に入ってるかもしれません。

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前日、ジャーマンカモミールを簡単に知る方法として「サシェ」に関する記事をアップしました。

その時に、ジャーマンカモミールの成分としていくつかあげています。

その中から、α-ビサボロールという成分について今日は迫ってみたいと思います。

ジャーマンカモミールに多く含まれている成分としては、カマズレンが良くしられています。

カモミールのα‐ビサボロール

αービサボロールは天然に存在する成分である。

どんな姿をしているのかというと、無色の液体でカモミールの精油の成分である。

水やグリセリンにはとけず、エタノールに溶ける。

別名はレボメノールともいい、セスキテルペノイドの一種である。

(ウィキペディアより抜粋)

天然由来の成分というのは、まだまだ研究の余地が多く残されているようです。

セスキテルぺノイドなどの、とは植物由来の化学物質フィトケミカルは、抗酸化作用や免疫作用が高く

治療分野でも注目されている。

セスキテルペノイドとは? 以下の文献に参考
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/146/3/146_130/_pdf

情報元であるJ-Stageとは
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/JstageOverview/-char/ja

ビサボロール~コスメ成分の働き

ビサボロールが配合されている目的としては、

・抗炎症

・刺激緩和

・防腐補助

日焼けの後の皮膚の炎症を抑えることができる成分として

スキンケア用品などに配合される。

防腐補助に関しては、ビサボロールは細菌や真菌など菌種を問わず広い範囲に穏やかな静菌活性をもつ防腐剤として知られており、敏感肌用のコスメなどに防腐剤の添加を少なくするために配合されていることがある。

(こちらのサイトより抜粋 https://cosmetic-ingredients.org/antiinflammatory-agents/304/

編集後記

ジャーマンカモミールとローマンカモミールの違いというのを実際に育てたりしてみることができたらいいなと思いました。写真をみてみても違いは、ジャーマンカモミールのほうがコスモスのように背丈が高いのと、ローマンカモミールのほうが地面に近く生えているようでした。

それにしても、国によっては、例えばジャーマンカモミール等はドイツでは治療目的での使用がされているそうで。

日本における漢方のように、社会に深く根付いた利用のされ方をしているようです。

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