こんにちは
ナチュラルボディーケアサロンHARP
自然派カウンセラーの柚木です。
サロンでは自然の力を借りて、自分の中の自然の力を呼び覚ますことができるようなメニューを
提供しています。
古来より草木というのは身近にあったはずなのですが、いつも新しいものに人は興味惹かれるので
伝統というのは失われやすいことがあるのかもしれません。
伝統的に用いられてきた草木の秘められた力からも自然のリズムを取り入れていけたらと思います。
春というのは学校でいえば、3月で終業式、4月では入学式や新学期のはじまる季節です。
テーマとしては「変化」が感じられる季節ですね。
アレルギーな季節に試したいジャーマンカモミール
身体に少々手厳しい症状としては「花粉症」があったりしますが、身体をできるだけ休めて
アレルギー反応が激しく出ないようなストレスを避けることも大切です。
3月だな、、と思ったときにそうだ「ジャーマンカモミール」と頭に浮かびました。
昔アフリカで暮らしていた時に、身体の調子が崩れるとよく薬局にいって、症状がおちつくような
薬草茶を飲んでいたのですが、その時の記憶がたぶん蘇ったのだと思います。
改めて「ジャーマンカモミール」についてみますと、抗アレルギー作用のある成分が
含まれているので、鼻腔のつまりや喉の炎症などを緩和することが期待できます。
香りには気持ちを落ち着かせる成分も含まれており、花粉症などで気持ちがささくれた感じの時も
香りに癒されます。
春は花粉症のほかにも、黄砂が飛来することもあり、皮膚が過敏にかゆみを感じたりすることも
あるのではないでしょうか?
そんな時は、バスタイムにジャーマンカモミールのサシェをぽんと一つ入れることで
ジャーマンカモミールに含まれる香と微量の成分が肌にうるおいを与えてみるのはいかがでしょうか?
ジャーマンカモミールの様子

こちらは、↑ サロンでサシェに詰めている最中のジャーマンカモミールの様子です。
お花の部分がフワフワとまん丸いのがおもしろいですね。
ハーブを小分けするときにだいたい一定の量になるようにスプーンを使うのですが、
このジャーマンカモミールはお花の部分がかさ高いのでスプーンにうまくのりません、ころころと転がります。
ジャーマンカモミールの成分
成分:アピゲニン α-ビサボロール カマズレン ルテリオン マトリシン
適応:PMS 月経痛 更年期障害 冷え性 肩こり 皮膚のトラブル 頭痛 眼精疲労 不安 不眠
ストレス緩和 消化促進 強壮
ジャーマンカモミールの精油:抗アレルギー 皮膚のトラブルを鎮静 皮膚の再生
ジャーマンカモミールのお茶や精油の使い方の注意点
ジャーマンカモミールはキク科の植物なので、キクアレルギーの方は注意が必要です。
また、お茶としては子宮収縮の働きもあるといわれていますので、妊娠中の方はさけたほうがよいといわれています。
ジャーマンカモミールについての紹介のサイトにもよりますが、妊娠中や授乳中でも禁忌ではないといわれたり、飲みすぎに気を付ければ大丈夫など全体的に、使い方に注意を払うようにされている場合が多いです。精油の利用も控えたほうがよいです。
ジャーマンカモミールの自然療法における利用法

キク科の植物なのでアレルギーのある方は注意
・お茶としてジャーマンカモミールを飲む方法
食欲の増進
消化器官の不調
イライラを収めて心のストレス感を減らす
アレルギー症状を整える
・ジャーマンカモミールの精油
皮膚トラブルなどに
アレルギー症状を整える
不眠症状を整える
・ジャーマンカモミールのサシェ
ほのかな香りを身の回りに置くことで穏やかな香の環境を楽しむのは生活の中にアクセントができてよいと思います。
そのほかの簡単な利用方法としては
・煮だしたり、お風呂に入れることで香の成分を取り入れることもできる
薬草の存在にあまり親しみのない人は、ほのかな香りから親しんでいく
サシェというのは利用方法が簡単で自分の気持ちや性格にあうかどうか
お試ししやすいのではないでしょうか?
ジャーマンカモミールを生活に取り入れる
ジャーマンカモミールの育て方
おうちで育てる簡単な方法
ジャーマンカモミールは、3月から4月の気温が高くなるころに種をまきます。秋ごろの種まきできます。
プランターの土の準備:底に石をひいて水はけをよくします
土の割合はハーブ用の土を使うと混ぜたりする手間が省けて簡単に土がつかえます。
ジャーマンカモミールは乾燥に強い植物なので、水やりは土が乾いたころにたっぷりやります。
日当たりの良いところで育ちます。
花が咲いて、花びらが落ちたころに収穫すると自家製ハーブとして利用することができます。
