こんにちは
ナチュラルボディケアサロンHARP
自然派カウンセラーの柚木です。
妊活というのは女性一人ではできるものではないのですが、どうしても妊活中というのは自分のことで手一杯に
なってしまうというのはあると思います。それから、自分の夢も叶えながら、お子様も授かりたいと願う女性が
意識しないといけないのは妊娠には期限があるということ。高度不妊治療の卵子凍結を視野に入れたとしてもやはり
その事実はあるわけです。年齢や状況によってはパートナーとの人生を楽しむことに気持ちを切り替えることができます。

年代別の妊娠率を見てみよう
25歳の妊娠率 27.7%
35歳の妊娠率 22.9%
38歳の妊娠率 18.2%
40歳の妊娠率 13.6%
45歳の妊娠率 2.2%
(p71より抜粋、私、いつまで産めますか?卵子のプロと考えるウミドキと凍結保存 香川則子著)
私自身の妊活を振り返りますと、30代の頃に授かりたいと思い、授かるまでに5年かかり
その間に2度流産をしていました。
妊娠率だけでみると、確かに2度流産がありということは妊娠はしたけれど、、、ということです。

年代別の出産率も見てみよう
30歳で 19.9%
35歳で16.3%
38歳で 11.6%
40歳で 5.3%
45歳で 0.6%
(P73より抜粋 私、いつまで産めますか?卵子のプロと考えるウミドキと凍結保存 香川則子著)

どの時期にお子様を授かりたいのか
年齢というのは止まってくれません、女性が年齢のことやキャリアのことを考えて考えた時期と
男性パートナーのお子様を持ちたいという時期というのが一致するのがベストだとおもうのですが。
結婚がアラフォーだった場合
結婚をするタイミングがアラフォーであり、そしてお子様を授かりたいと考えているときは
男性側も女性側も同じ気持ちを持っていることが今後の人生を歩むうえでずれが少ないと考えられます。
妊娠が可能かどうかというのは、子供を持ちたい方は、女性も男性も事前に知ることが出来る部分が
あれば客観的なデータとして一つこういう検査を受けてみると自分にはどんな妊活があっているのかというのを
具体的に計画しやすくなります。

ブライダルチェック
男性のブライダルチェックの例
男性不妊の早期発見:
精子の数、運動率、奇形率などを検査し、男性不妊のリスクを早期に把握します。
性感染症の確認:
クラミジア、淋菌、梅毒、HIVなどの性感染症の有無を検査し、パートナーへの感染を防ぎます。
風疹抗体の確認:
風疹の抗体がない場合、妊娠中に感染すると胎児に影響を与える可能性があるため、抗体検査を行います。
ホルモン検査:
妊娠に必要なホルモンのバランスに異常がないか確認します。
検査内容の例
精液検査:
精液の量、精子の数、運動率、奇形率などを調べます。
血液検査:
性感染症(クラミジア、淋菌、梅毒、HIVなど)、風疹抗体、ホルモン値を調べます。
男性がブライダルチェックを受けるタイミング
結婚を考えている場合
妊活を始める場合
パートナーに妊娠の希望がある場合
性感染症を心配している場合
健康診断の一環として

女性のブライダルチェックの例
女性のブライダルチェックは、妊娠や出産に影響を与える病気や身体の異常がないかをチェックする検診です。
主に、血液検査、性感染症検査、超音波検査などで、子宮や卵巣の状態、ホルモンバランス、抗体などを調べます
血液検査:
貧血、風疹抗体、甲状腺機能、糖尿病、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIVなどの感染症の有無などをチェックします。
性感染症検査:
クラミジア、淋菌、トリコモナスなどの検査を行い、感染している場合は早期治療を受けられるようにします。
超音波検査:
子宮や卵巣の腫瘍や病変、子宮筋腫、子宮内膜症などを調べます。
子宮頸がん検査:
子宮頸部の細胞を採取し、がん細胞の有無を確認します。
ホルモン検査:
ホルモンバランスを調べることで、月経不順や不妊の原因となる異常を早期に発見することができます。
その他:
必要に応じて、風疹抗体検査、麻疹抗体検査、トキソプラズマ抗体検査、サイトメガロウイルス抗体検査なども行われます。

自分を例として考えてみます
30代のころ、2度の流産をしたときに流産の原因は自分にあるのだとしか考えていませんでした。
妊娠が確定したあとに、生育がとまってしまう赤ちゃんのことを知るたびにとても
暗い気持ちになっていました。人生で最も暗い気持ちの時代だったかもと思います。
ですが、今振り返りますと旦那さんのほうにもあったかもしれないなと思います。
流産が二回以上になると、不育症について調べるのもよいかもしれません。

流産が続くときに考えてみたい検査 不育症検査
不育症の男性パートナーの検査では、まず精液検査が基本です。また、染色体検査や感染症検査も行われます。
不育症の男性パートナーの検査は、女性と同様に、夫婦で協力して原因を特定していくことが重要です。
不育症の女性の検査
不育症の女性に対する検査は、主に内分泌検査、子宮形態検査、抗リン脂質抗体検査、夫婦染色体検査などがあります。
内分泌検査では、甲状腺機能や糖尿病などを血液検査で調べます。
子宮形態検査では、子宮の異常を調べるために、子宮卵管造影検査や超音波検査、MRI検査などが用いられます。
抗リン脂質抗体検査では、血液検査で抗リン脂質抗体の有無を調べます。夫婦染色体検査では、夫婦の染色体に異常がないか調べます
不育症の男性の検査
不育症の男性側の検査は、主に精液検査と泌尿器科検査が中心です。精液検査は、精液量、精子濃度、運動率などを調べ、泌尿器科検査では、診察、エコー検査、血液検査、必要に応じて染色体検査などが含まれます。流産や死産を繰り返した場合、夫婦双方の検査が必要となります.
具体的な検査項目:
精液検査:精液量、精子濃度、精子の運動率、形態などを調べます。2~7日の禁欲期間が必要な場合があります.

不妊治療について
不妊治療には様々な方法がありますが、自分の状況にあった治療法に出会えることが大切だとおもいます。
不妊治療をするまえにも「生活習慣」を整えていくことは生活を楽しく過ごすためにも
大切なことです。
・睡眠の質をあげてホルモンバランスを整える
・ストレスをためないことで免疫力を上げる
・タバコや過度な飲酒などをやめる
・食事内容をみなおし栄養状態をよくする
・ぽかぽか子宮にととのえる
・デートをするなどしてマンネリ化を防ぐ
など体質改善や夫婦生活の改善は妊娠だけでなく今後の生活の質をあげていく
大切な取り組みだといえるでしょう。

編集後記 見えなかった部分が見えてくる
子供が授かると、思わぬ活躍をした
流産したとき大量に出血をしてかなりよれよれだったのですが、旦那さんは流産が大きな生理ぐらいに思っていたようで、ぐったりと一日中動かないでいる私をナマケモノ扱いしてきました。
動いて出血がひどくなり病院へ行くと、病院の先生には大量出血流産が原因でなくなる人はいるのよと諭されて(というか怒られて)、、、また家に帰ると、、、、という辛い期間を過ごしていました。
妊娠という出来事は男性側にもきちんと参加してもらって、妊娠の時に起こるリスク等も踏まえてサポート役としての役どころに自覚症状をもってもらうべきだったなと思います。
この辺は大変愚痴っぽくなってしまったかもしれませんが、名誉挽回のためにいいますと。当時旦那さんは家業を立ち上げておうちで仕事をしていました。
赤ちゃんの寝かしつけ、子守、そして乳幼児期の一番大変なおむつ替えに大変パーフェクトな対応をしてくれました。保育園の送り迎え、家の中で子供と遊ぶなど。
子育てが楽しいと思えた原因の一つに旦那さんのの大変積極的な参加があったということです。山あり谷あり。
